「そもそも雑食とは?」の巻

新ブランドの立ち上げに向けて、いろいろと考える日々が続いている今日この頃。そんな中、自分が好きなものや選ぶブランドについて振り返ってみたら、「自分の選択って雑食だな」と気づいた52歳の私。

例えば、10年前はジョンブルやビッグジョンのデニムを好んで履いていたのに、最近は毎日のようにヤヌークを履いている。チャンピオンのスウェットは10代の頃から愛用していたのに、ここ数年はストーンアイランドのスウェットを気に入って履いている。

高校時代はデザイナーズブランドが流行っていて、Y’sやCOMME des GARCONS HOMMEをバイト代のほとんどを注ぎ込んだ時期もありました。その雑食度は社会人になって更にエスカレートして、ジーンズに雪駄とTシャツを組み合わせてアメ車のキャディラックSTSに乗ってみたり。時にはポルシェ944ターボにタンクトップと海パン、便所サンダルという奇抜なファッションで乗っていたり、とにかくその時代背景とともにファッションを楽しんでいました。

音楽の好みも“雑食”でした。オイパンクからユーロビート、ヒップホップやレゲエまで幅広く聞いていました。スチャダラパーやトミー・ゲレロ、ビースティボーイズなど、いろんなジャンルに影響を受けたと思います。極め付けは、マキシマム ザ ホルモンを聞いていた時ですが、会社の売り上げも脳内もアゲアゲでした(笑)。

今は社長という肩書きがあるせいか、世間の批判にもさらされますが、52歳の今でもファッションやライフスタイルを楽しんでいます。どこかに普通じゃない意外性やこだわりを今も追い求めているのかもしれません。


とにかく、自分の人生そのものが“雑食”であり、それが何かの変化や時代背景やトレンドに対応していたのかもしれません。新ブランドを立ち上げるにあたって、この雑食的な視点がどのように役立つのか、自分でも楽しみで仕方ありません。

雑食とは、いろんな選択肢や興味を持ち、特定のジャンルやスタイルにこだわらずに、幅広く様々なものを受け入れる姿勢を意味します。私はそのような雑食的なアプローチが、自分の人生やビジネスにおいて大きなプラスになっていると実感しています。新しいブランドの立ち上げでも、この柔軟で幅広い視点が重要だと感じています。

弊社の従業員にも“雑食であれ”と言いたいところですが、それはブログの記事でつぶやくだけにしておきましょう。“柔軟で幅広い視点”これが次のブランドのキーワードです!それでは!

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